社会政策学会 第30期(2008〜10年) 幹事会記録


*第1回
2008.5.25
*第2回
2008.7.12
*第3回
2008.9.21
*第4回
2008.10.10
*第5回
2008.10.12
*第6回
2009.1.30
*第7回
*第8回
*第9回
*第10回
*第11回
*第12回
*第13回
*第14回
*第15回
*第16回

第1年度(2008月〜09年5月)


第1回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第1回幹事会
(2)日時:2008年5月25日(日)11:30-12:30
(3)場所:國學院大学(渋谷キャンパス)2号館2402教室
(4)出席:阿部、石井、岩田、埋橋、遠藤、小越、佐口、菅沼、鈴木、田中、玉井、沈、都留、久本、布川、藤澤、宮本、室住、森、矢野、吉村、垣田(オブザーバー)(出席20名)
  欠席:小笠原、鈴木、平岡
議題
1.学会本部の体制について
 出席者の自己紹介後、阿部代表幹事より代表幹事の本務校である大分大学経済学部に事務局をおき、同大学の石井、垣田両会員で事務局を担当する旨提案があり、了承された。なお、幹事でない垣田は、事務局からオブザーバーとして幹事会に出席することも同時に了承された。
2.幹事の役割分担について
 阿部代表幹事より、幹事の役割分担について、以下のような報告があり、了承された。
 ・春季大会企画委員会:委員長−佐口和郎、副委員長−布川日佐史
 ・秋季大会企画委員会:委員長−小笠原浩一、副委員長−埋橋孝文
 ・学会誌編集委員会:委員長−平岡公一、副委員長−吉村臨兵
 ・国際交流委員会:委員長−宮本太郎、副委員長−沈潔
 ・広報委員会:委員長−菅沼隆
 ・社会政策関連学会協議会:協議員−遠藤公嗣(参与協議員−大沢真理、武川正吾)
 ・経済学会連合会:評議員−小越洋之助、森ます美
 ・経済学会連合会英文年報編集:保留
3.各種委員会委員の選出について
 阿部代表幹事より、各委員会の委員について、各委員長が指名し、次回の幹事会(2008年7月)で報告することが確認された。また、幹事会委嘱委員についても、次回幹事会で決定することとした。
 なお、菅沼広報委員長より、広報委員会はすでに委員の指名を済ませ、所道彦(大阪市大)、垣田裕介(大分大)、猪飼周平(一橋大)、上村泰裕(名古屋大)、熊沢透(福島大)、岡田忠克(関西大)の6名が報告され、了承された。
4.第117回大会(2008年度秋季大会)について
 藤澤幹事より、次回大会についての経過について、日程は2008年10月11〜12日に岩手大学にて行うことが報告された。なお、テーマ別分科会や自由論題はニューズレターを通じて募集を行っていることが確認された。
 岩田幹事より、今回の日程について、日本社会福祉学会と開催日が同じであることが指摘され、今後は調整が必要とする意見が出された。また、宮本幹事から政治学会とも重なっていることが指摘され、学会員が多く所属する学会との調整について検討を要することとした。
5.第118回大会(2009年度春季大会)について
 矢野幹事より、次々回の第118回大会を2009年5月23〜24日に日本大学で開催すること、第1日目に共通論題を開催すること、法学部だけでなく経済学部とも共同して行うことが報告された。
6.その他
 その他の項目として、幹事会メーリングリストの使用方法についての確認および次回以降の幹事会の日時についての調整が行われた。
 最後に、各委員会からの報告事項が伝えられ、広報委員会の菅沼幹事より、メール転送は引き続き、所道彦が担当することになったこと、ホームページのコンテンツのうち、他の学会や研究会の情報はメール転送で流しており、ホームページには掲載しないこと、以上2点が報告された。
 編集委員会の吉村幹事より、学会誌の編集作業の進捗状況が報告され、第1号の刊行は9月になる見込みが伝えられた。


第2回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第2回幹事会
(2)日時:2006年7月12日(土)13:30〜18:00
(3)場所:東京大学経済学研究科棟12階第1共同研究室
(4)出席:阿部、石井、遠藤、小笠原、小越、佐口、菅沼、玉井、沈、都留、久本、平岡、布川、藤澤、室住、矢野、吉村(出席17名)
  欠席:岩田、埋橋、鈴木、田中、宮本、森、山本
   議題
1.新入会員の承認
 14名の新入会員(ニューズレターNo.1に掲載済)を承認した。あわせて1件の在外外国人会員の会費減額について了承した。
2.第116回大会の総括
 小越幹事より、第116回大会の総括については次回幹事会にて報告するとの発言があった。なお、参加者は409名、懇親会参加者が130名であったこと、会計は若干の黒字であったことが報告された。あわせて、分科会において報告順番が変更され苦情が寄せられた事や報告者の資料が不足したため事務局で当日追加コピーを行なった事等について意見を交換した。
  3.各委員会委員の委嘱について
 阿部代表幹事より、各種委員会委員の提案と確認が行われた(ニューズレターNo.1に掲載済)。なお、学会賞選考委員について、前年度から引き継いで務める委員が1名であり、継続性の観点からもう1名委員を再任してほしいとの要望が出された。しかし、規程では選考委員は重任できないため、幹事会で議論した結果、前年度から引き継ぐ委員が1名以下の場合には、1名の委員を任期1年間として再任するという例外措置をとることで意見が一致した。この点については、詳細を次回幹事会で確認することとした。  また、学会史小委員会については再編の予定があり、9月に新しい委員を提案することになった。
4.大学院生会員の取り扱いについて
 阿部代表幹事より、大学院生会員の範囲を決める必要が生じていることが説明された。この点について審議した結果、大学院生の学費負担を考慮し、大学院の授業料を支払っている者を大学院生会員とすることにした。ただし、定職があって大学院にも在籍している社会人院生は、従来通り一般会員として取り扱うことも確認された。
5.編集委員会報告
 平岡編集委員長より、学会誌の編集の進捗状況について報告があった。このなかで、創刊号の刊行予定、現在までの投稿論文数、第2号と第3号の特集等が説明された。新しい学会誌は、ISSNコードを取得する方向で出版社と調整していることについても報告があった。学会誌の英文タイトルについて編集委員会からの原案(複数)を幹事会で検討した結果、Social Policy and Labor Studiesとすることを決定した。  また、投稿規程の旧第13条の抜き刷り配布に関する規程は、財政上の観点から、再考したほうがよいとの提案があり、幹事会で同条の削除を決定した。あわせて、同規程付則の編集委員会事務局を新編集委員長のところに修正したことが報告された(ニューズレターNo.1に掲載済)。
 特集等における依頼原稿の査読のあり方について意見交換を行い、依頼原稿については形式的な不備を修正する程度の査読にとどめることが確認された。今後、第2号は2009年1月末、第3号は同年5月末、第4号は同年9月末に刊行する予定であること、また、これ以降ほぼ同時期に学会誌を発行する計画が提案され、了承された。
 編集委員長からは、課題として残された点として、査読プロセスの確立や編集委員の役割分担、企画委員会との連携の強化等があることが説明された。また、編集委員の増員、および第4号以降の特集について、今後編集委員会で検討していくとの報告が行われた。
6.秋季大会企画委員会報告
 小笠原秋季大会企画委員長より、今秋の第117回秋季大会プログラムについて報告が行われ、了承された。なお、大会プログラムは8月20日頃に発送する予定にしていること、また、共通論題の報告について学会誌への寄稿を依頼することも報告された。
また、同委員長より、自由論題分科会報告のなかにタイトルからは社会政策学会の報告として相応しいかどうか判断し難いと思われるものもあるが、秋季企画委員会では、応募に際して提出された報告概要を慎重に検討した結果、採択することとした旨の報告があった。
7.春季大会企画委員会報告
 佐口春季大会企画委員長より、来年度の春季大会の共通論題として「労働組合の現在」が提案され、このテーマを設定した理由等について説明が行われた。幹事会では、春季大会企画委員会の提案について意見交換を行い、提案通り了承した。
8.2008年度秋季(第117回)大会実行委員会報告
 第117回大会実行委員長の藤澤幹事より、大会準備の進捗状況が報告された。このなかで、岩手県立大学と共催の可能性について検討していることが報告された。ただし、岩手県立大学のキャンパスが岩手大学から離れており、移動が難しいこと等、問題もあることが指摘された。幹事会では、これらの点について意見交換したうえで、最終的には実行委員会に一任することにした。
9.2009年度春季(第118回)大会実行委員会報告
 第118回実行委員長の矢野幹事より、大会開催にむけた準備の進捗状況が報告された。なお、日本大学より大会開催経費の補助が支給される見通しについても報告があった。
10.広報委員会報告
 菅沼広報委員長より、次回ニューズレターの発行スケジュールが報告された。なお、ホームページの更新が滞っている点について、技術的な問題があることが説明された。ホームページについては、早く安定的に更新できる体制をとるよう努めていることもあわせて報告された。
11.会員業績リストに関する会員からの投稿について
 阿部代表幹事より、今年度の総会で決定した会員業績リストの廃止について、会員からのニューズレターへの投稿があったことが紹介された。投稿者はニューズレターへの掲載を強く希望されているが、ニューズレターNo.1は、総会の決定事項等、掲載すべき記事が多く、すでに紙面が一杯であるため、掲載するとしてもNo.2 以降になるとの説明があった。この投稿原稿の取り扱いについて幹事会で意見交換した。このなかで業績リストの廃止の経緯について、まずは投稿者にきちんと説明する必要があるとの意見があり、当面、投稿者と阿部代表幹事が懇談することとし、それをふまえて投稿原稿の取り扱いを決めることにした。
12.国際交流委員会報告
 国際交流委員会副委員長の沈幹事より、今後の企画について、秋以降に共催企画を2件予定していること、台湾で11月に行われるEASP学会の報告者を選定することが報告された。また、7月17〜18日に中国・復旦大学で行われる「東アジア社会政策会議」に4名参加することが報告された。
13.国際交流旅費の支出について
 阿部代表幹事より、ジェンダー部会から事務局に来年度の春季大会で海外から報告者を招聘するため、国際交流旅費の申請があったことの報告があり、この取り扱いついて意見を交換した。このなかで、国際交流旅費は予算が限られており、招聘旅費全額の支給は難しいこと、今回の招聘者については大学等の協力による招聘も考えられることなどの意見が出された。国際交流旅費の支給についてのルールがないため、申請方法や決定過程などについてルールを検討することにした。今回の申請については、国際交流旅費の支給ルールをつくったうえで、取り扱いを決めること、他の資金等への申請なども検討して欲しいことを伝えることにした。
14.社会政策関連学会協議会報告
 遠藤幹事より、次回は7月21日に会議が開催されることになっていることが報告された。
15.その他
 佐口幹事より、春季と秋季の大会企画について連携をはかるため、次回幹事会前に企画検討委員会を開催してほしいとの要望が出された、代表幹事が日程を調整することになった。

第3回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第3回幹事会
(2)日時:2008年9月21日(日)13:30-17:00
(3)場所:東京大学経済学研究科棟12階第1共同研究室
(4)出席:阿部、石井、岩田、小笠原、小越、佐口、菅沼、鈴木、田中、玉井、沈、久本、布川、宮本、森、吉村(出席16名)
  欠席:埋橋、遠藤、都留、平岡、藤澤、室住、矢野、山本

議題
1.新入会員の承認
 9名の新入会員(ニューズレターNo.2に掲載済)を承認した。あわせて2件の在外外国人会員の会費減額について了承した。
2.第116回大会の総括
 小越幹事より、第116回大会の総括が報告された。工事の関係で会場の確保は難しかったものの、支出は生協を利用することやアルバイトを調整することで予算の範囲で収まったこと、パワーポイント等の機材使用にも問題はなかったこと、参加者は410名であった。託児所は用意したが利用者はいなかったことが報告された。
3.国際交流旅費に関する申し合わせについて
 阿部代表幹事より、国際交流旅費に関する申し合わせ案が出された。これに対し、申請限度額、優先順位、申請時期について意見が交わされた。これらの意見をふまえて、次回幹事会にて修正案を提案することとした。
4.編集委員会報告
 吉村幹事より、今後の学会誌における特集について紹介が行われた。なお、編集規程の掲載方法について質問が出され、この点は検討することとした。
5.秋季大会企画委員会報告
 小笠原幹事より、昨年の秋季大会共通論題報告者の学会誌への原稿依頼について、既に編集委員会に提出済であることが報告された。また、次回岩手大学大会の準備が遅れていることを含めて、大会準備の状況説明が行われた。当面の対策として、近いうちに小笠原幹事が実行委員会にて対策を講じること、さらに、大会参加の呼びかけをホームページやニューズレターを通じて行うことを確認した。また、共通論題設定の準備において不明な点が多く、秋季大会終了後に問題を整理して改善策を出すこととし、あわせて、企画体制のあり方や春季大会との関連性についても検討することとした。
 続いて、2009年度の秋季大会のテーマ案についての検討状況として、これまでの共通論題の変遷や学会員の業績を踏まえたテーマ案を作成し、現在、絞り込みの作業を行っていることが報告された。また、テーマ設定に際して会員からの公募制を検討しており、2009度に試行を行いたいとの考えが出された。この点について意見交換し、公募制の承認とともに公募期間は年内とすることを確認した。
6.春季大会企画委員会報告
 佐口幹事より、次回春季大会の準備状況について報告が行われた。共通論題の報告者・座長が全て決定しており、学会誌への投稿も依頼済であること、また、今回も3回程度の報告者の打ち合わせ会を行う予定が説明された。また、テーマに関連して幹事会で意見交換を行った。
7.第117回大会実行委員会報告
 阿部幹事より、第117回大会について、プログラム発送が遅れたため、参加申し込みの期間を延期することを求めると報告された。また、大会参加の呼びかけをホームページやニューズレターを通じて行うことも再度確認された。
8.広報委員会報告
 菅沼幹事より、ニューズレターの編集状況とホームページの管理方法についての報告が行われた。ニューズレターについて、大会プログラムが紙幅の都合で1号には掲載できなかったこと、また2号の編集、原稿依頼の確認が行われた。また、表彰規程に関する細則の表記の修正を行ったことを了承した。
 ホームページの更新には高度な技術が必要であり、誰もが扱えるようにするため、支援ソフトの導入が提案された。この点について協議した結果、ソフトを導入することとし、費用は広報関連費を充てることを確認した。なお、移行期間中は新旧2つの学会サイトが立ち上がることもありうる点も了解された。
9.会員業績リストに関する会員からの投稿について
 阿部代表幹事より、会員業績リストの廃止に関する会員からの投稿について、代表幹事と投稿者と協議、意見をホームページに掲載する方向で意見が一致したと報告があった。これに対し、業績リストについては幹事会で十分に協議した結果であり、また、代表幹事との懇談で、意見も聞いているので、投稿の掲載は必要ではないとの意見があった。また、投稿内容を要約あるいは修正を求める意見もあり、次回幹事会で対応を決めることとした。同時に、投稿者からの提案による業績のデータベース作成について意見交換を行った。
10.国際交流委員会報告
 宮本幹事より、11月に北大および中国の精華大学との共催企画を予定していることが報告された。また、11月3〜4日に台湾で行われるEASP学会から報告要請があり、宮本幹事が受けること、次回春季大会ではアジア関係について若手研究者のワークショップを開催する予定があることが報告され了承された。そのなかで国際広報活動について質問があり、委員会としては英文ホームページの立ち上げを考えており、今後予算面も含めて検討していくとの説明があった。
11.学会賞選考委員について
 阿部幹事より、学会賞の選考委員について、前年度から引き継ぐ委員が1名以下の場合の申し合わせ案が提案された。引き継ぐ委員が1名以下の場合には委員の再任を認めるが、その任期を1年とすることで了承された。ただし、新委員を選出するにあたって、再任の考え方について整理する必要があり、次回幹事会で申し合わせ案と委員の選出を行うこととした。
12.学会史小委員会の再編について
 阿部幹事より、学会史小委員会のメンバーである上井委員が学長になったため、上井会員以外の委員により、委員会を再構成することが提案され、了承された。
13.社会政策関連学会協議会報告
 遠藤幹事が欠席のため、阿部代表幹事より、7月21日社会政策関連学会協議会が開催され、規約等の整備が行われたことが報告された。

第4 回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第4回幹事会
(2)日時:2008年10月10日(金)14:00〜16:30
(3)場所:岩手大学学生センター棟2階会議室
(4)出席:阿部、石井、遠藤、小笠原、小越、佐口、菅沼、玉井、久本、藤澤、矢野(出席 11名)
  欠席:埋橋、都留、平岡、室住、山本、岩田、鈴木、田中、沈、布川、宮本、森、吉村

議題
1.新入会員の承認
 4名の新入会員(ニューズレターNo.3に掲載済)を承認した。
2.国際交流旅費の申請手続きについて
 阿部代表幹事より、前回幹事会の議論をふまえて、国際交流旅費に関する申し合わせ案が提案され、了承された。
3.学会の諸規定の整備について
 阿部代表幹事より、会則と諸規定の整備を行うことが提案され、了承された。検討にあたっては、プロジェクトチームを組織し、幹事会に原案を提案してもらうこととした。メンバーはチーフを遠藤幹事とし、本部より石井幹事が、あと1名は後日決定することとした(後日メールによる持ち回り審議により森幹事に決定)。
4.編集委員会報告
 委員長、副委員長不在のため、次回報告することとした。
5.秋季大会企画委員会報告
 小笠原幹事より、今回の秋季大会について報告が行われた。まず、事前申込み者は176名になったことが述べられた。ジャーナル1号は刊行が遅れたため、今回の大会で出席者に配布することが提案され、了承された。なお、会費滞納者には配布しないこともあわせて確認した。
 次回2009年の秋季大会については企画委員会で大枠が決まったので、1月幹事会で報告する予定こととした。
6.春季大会企画委員会報告
 佐口幹事より、大会プログラム作成にあたり、報告者の肩書きの記載方法について、意見を求められた。その結果、肩書きは院生か否かの区別がつくようにし、肩書きが複数ある場合や院生と兼ねている場合は表記を選んでもらうこととした。
 この他に、同幹事より、春季大会報告の締め切り日程と共通論題の打合会の日程が報告された。また、企画委員会が主催する分科会も考慮に値するとの意見が出されていることも紹介された。
7.2008年度(第117回)秋季大会実行委員会報告
 藤澤幹事より、117回大会の参加者は190名くらいで、懇親会はやや少ないが、109名の申し込みがあることが報告された。なお、大会参加費の領収書は懇親会とは分けて作った方が良いとの意見があった。
8.2009年度(第118回)春季大会実行委員会報告
 矢野幹事より、118回大会の準備状況が報告された。まず、同大会において大学院や付置研究所を紹介するブースを作ることが提案され、了承された。
 また、法学部・経済学部には補助をお願いしていること、次回の委員会開催は1月下旬を予定していることが報告された。なお、懇親会や共通論題のスナップ写真を撮影し、会場内にて掲示する企画も報告された。
9.広報委員会報告
 菅沼幹事より、ニューズレターの発刊予定、原稿締め切りについて報告があった。これに対し、両大会企画委員長より、応募者や論題を募る関係上、例年よりも早めの11月末には発刊して欲しいとの要望が出された。
 次に、ホームページ管理方法について、前任者の二村氏より了解をもらい、半年程度で移行が可能との見通しが述べられた。
 最後に、広報委員の任期と選出方法についての意見交換を行った。ノウハウ継承の観点から半数ごとの交替が望ましく、また、固定化するのは良くないので任期は2期までとの意見が出た。
10.会員業績リストに関する会員からの投稿について
 阿部代表幹事より、会員からのニューズレターへの投稿の扱いについて報告が行われた。審議の結果、長文の為、阿部代表幹事の責任で短縮したものをニューズレターに掲載することとした。また、同会員から業績リストに代わるデータベースの構築についての検討依頼があったことが紹介され、意見交換を行った。
11.学会賞選考委員会
 阿部代表幹事より、新規の遠藤公嗣氏、田中拓道氏、留任の菅沼隆氏、重任の久本憲夫氏(1年任期)について了承が求められ、承認を行った。なお、まだ確定していない委員について、大会期間中に決定することとした。
12.その他
 阿部代表幹事より、第118回大会にて大会実行委員会からの要請として、助成金を大学に申請する際に必要な会員リスト提供の可否を議論した。検討の結果、名前および所属についてのみ記載したリストの提供を行うこととした。なお、次回幹事会は1月30日(金)で調整を行うことが了承された。

第5回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第5回幹事会
(2)日時:2008年10月12日(日)12:00〜13:20
(3)場所:岩手大学学生センター棟2階会議室
(4)出席:阿部、石井、遠藤、小越、佐口、菅沼、玉井、久本、矢野、平岡、室住(出席 11名)
  欠席:岩田、埋橋、小笠原、鈴木、田中、沈、都留、布川、藤澤、宮本、森、山本、吉村
議題
1.学会賞選考委員
 阿部代表幹事より、決まっていなかった残り1名の委員として竹内敬子氏のお願いすることが報告され、了承された。
2.編集委員会報告
 平岡幹事より、ジャーナルに編集作業について以下の報告があった。
 ジャーナル第1号の発行について、9月末刊行予定だったが、入稿の遅れの為、10月になったこと、巻号表記は年度で区切り、5月、9月、1月を1巻として考えるが、第1巻のみは2号となること、査読手続きは標準化しつつあり、次号の2号には査読指針を掲載すること、今秋季大会の共通論題について、企画委員長から執筆依頼をお願いすることが報告された。なお、秋季大会の共通論題については、内容は企画委員会で、執筆要領とのチェックは編集委員会で行うことになった。これは入稿後の修正について出版社からクレームが来ていることへの対応でもある。
 報告後、矢野幹事より、査読委員の氏名の公開の有無について質問がなされた。平岡幹事は現在のところ検討していないのが、委員会で議論し、次回幹事会で諮りたいと回答した。第2号は投稿論文が少ないため、国際学会動向についての掲載が考えられると提案された。投稿が少ない主な理由としては査読が滞っていることがある。なお、第2号の発刊時期は年内であるが、投稿論文の査読状況によっては掲載本数が増える可能性があるため、来年1月に発刊することとした。
 会費未納者は学会誌は送付されないが、会費が納入されれば、次号とまとめて発送すること、海外発送費用は出版社にお願いすることを確認した。
 なお、小越幹事より、雑誌扱いで図書館に配架されると消耗品扱いとなり保管されない場合があるので、ニューズレター等で呼びかけることが必要と指摘された。
3.その他
 矢野幹事より、今大会の自由論題のなかに学会報告の水準に至っていないものがあり、審査を厳しくすべきではとの意見がだされた。現在、アブストラクトを増やして対応しているが、この件については次回幹事会で議論を行うこととした。

第6回幹事会議事録

(1)名称:社会政策学会2008-2010年期第6回幹事会
(2)日時:2009年1月30日(金)13:30〜18:30
(3)場所:東京大学経済学研究科棟12階第2共同研究室
(4)出席:阿部、石井、埋橋、小笠原、小越、佐口、菅沼、鈴木、沈、平岡、藤澤、矢野、吉村(出席13名)
  欠席:岩田、遠藤、田中、玉井、都留、久本、布川、宮本、室住、森、山本

議題
1.会員の入会・退会
 13名の新入会員を承認した。あわせて1件の在外外国人会員の会費減額について了承した。
2.第117回大会の総括
 藤澤幹事より、第117回大会の総括が報告された。学会参加者は233名、懇親会は136名であり、収支は黒字となった。ただし、これは郵送費が業者の手違いにより遅延したため、業者側からの費用請求がなかったことが大きく、その分を除けば、10万円程度の黒字であった。また、懇親会も2学部の後援会からの補助や、地元地酒の宣伝による寄付をもらったことにより、収支は黒字となった。黒字部分は別会計である懇親会分を除き、学会に返金することとした。今回は赤字を過剰に意識過ぎ、看板を内製にするなどのコストダウンを徹底したため作業が大変であったので、費用をかけて外注するなどし、業務を軽減する必要があったとの感想が述べられた。なお、プログラム発送が大幅に遅れたことについては、業者との間で確認が上手できていなかったためであり、業者との確認には注意を払うように次回以降の大会実行委員会に引き継ぐことが確認された。
 最後に、大会参加費前納分の返還請求があり、対応に苦慮したことが報告された。原則は返還しないことをプログラムに明記することで対応することとし、次回からその旨掲載することとした。
3.春季大会企画委員会報告
 佐口幹事より、第2回の共通論題打合会(2008年12月23日)の報告があり、議論の結果、座長を追加することが決まったこと、4月に第3回目の打合会を行う予定となっていることもあわせて述べられた。テーマ別分科会では、非会員の報告が多い分科会については、学会員では対応できない分野であり、会員が主導し、学会としても必要であると判断されれば、これを認めることに了承した。ただし、報告者全てが非会員である場合については今後の検討課題とした。また、関連して、阿部代表幹事より、部会では非会員の講師に謝礼を支払うことがあるが、共通論題で報告する非会員については、現行規程では謝礼は支払えないので、この点も検討課題としたいと述べられた。引き続き、自由論題について佐口幹事から報告一覧が提示され、企画委員会案を了承した。
4.秋季大会企画委員会報告
 小笠原幹事より、幹事会で承認をされた第119回大会共通論題における報告者の公募が1月17日締め切りで行われ、その結果が報告された。これをうけて1月24日の企画委員会で決定した案が示された。委員会案における非会員の報告の位置づけやフルペーパー提出、学会誌への寄稿について議論を行った。その結果、報告者が厚労省の政策担当者であるということを考慮し、特別報告として位置づけ、フルペーパーやジャーナルへの投稿は依頼しないことが確認された。
 また、書評分科会の存廃について議論した。従来から必置とは考えていないことを確認したが、今回は秋季大会企画委員会から提案を尊重し開くことを了承した。今後については検討していくことが確認された。
5.編集委員会報告v]
 平岡幹事より、まず新ジャーナル第1号の発行および配布状況、ならびに第2号の進捗状況が報告された。第2号は投稿審査の関係で、年度末まで遅れることが報告され了承された。その後、論文の投稿・審査状況と今後の見通し、執筆要領の改定、掲載論文確保の取り組み、編集委員の増員、編集委員会事務局の負担軽減について議論した。このうち、掲載論文確保策として、地方部会や専門部会の小特集や政策動向紹介といった企画が出され、検討した。編集委員の増員については、次回の総会で規定を改正し現行の7名以内から12名以内へすることを確認した。これに関連して、編集委員会の負担軽減として、編集作業の一部を外部化できないかとの提案があった。この件については、現在の出版社との契約内容と予算をみながら幹事会で検討することとした。
6.国際交流委員会報告
 沈幹事より、国際交流委員会の共催企画である12月10〜11日の国際ワークショップおよび主催企画である1月15日開催の国際セミナーの実施報告が行われた。
 7.広報委員会報告
 菅沼幹事より、ホームページの更新体制が二村氏の指導により整い、昨年並みの更新が可能になったことが報告された。次に、学会研究会広報用ブログの試験的運用について、問題がないので本格的に運用することが示された。委員会からの要望として、旅費規程に広報委員会も旅費の支払い対象に含めることが提案され、検討し、次回総会で規約改正を提案することとした。なお、ニューズレターについて、3号を発行し、次回4号は4月下旬から5月上旬発行予定であることも報告された。
8.第118回大会実行委員会報告
 矢野幹事より、第118回大会の準備状況が報告された。
9.今後の大会開催校について
 阿部代表幹事より、今後の大会開催校について次の通り提案があり、了承された。
 2010年春季(第120回)大会 早稲田大学
 2010年秋季(第121回)大会 愛媛大学
 2011年春季(第122回)大会 明治学院大学
 2011年秋季(第123回)大会 京都大学
10.国際交流旅費の申請について
 阿部代表幹事より、ジェンダー部会から来年度の国際交流旅費の申請があったことが報告された。検討した結果、申請通り支給することになった。
11.経済学会連合への補助金申請について
 阿部代表幹事より、経済学会連合会への補助金申請について、現時点で会員から申請がないことが報告された。
12.その他
 阿部代表幹事より、学会本部に匿名の投書があったことが報告され、代表幹事が取り扱いを決めることを了承した。






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